細長い虫が這う姿に似た運動 <生理学・医学・蠕動>

蠕動細長い虫が這う姿に似た運動のあり方のことである。

例えばミミズの運動がそれである。

消化管において、輪状筋が周期的に環状の収縮を次々と下部に伝え、内部の物を肛門部へ移動させる大腸の運動等がある蠕動は、生物の管腔臓器において、平滑筋の収縮が連続することによって管腔内の物質をある一定方向に動かす運動のこと。

消化管や胆管、尿管、卵管、その他の分泌管など生体内のほとんどの管腔で見られるが、主に消化管の活動について使われることが多い。

消化管にある輪状筋が食物塊の存在で伸展すると、それが刺激となって収縮運動を行う。

周期的に環状の収縮を次々と下部に伝え、食物塊を肛門側へ移動させる。

蠕動は自律神経に支配されている。

神経堤に由来する迷走神経の節後神経である腸管神経叢が腸管の輪状筋および縦走筋を支配している。

このため、意識的に蠕動運動を活発にさせることはできない。
update:2010年06月01日